ホームコントローラー利用規約
第1条(規約の適用)
本ホームコントローラー利用規約(以下「本規約」といいます。)は、NOT A HOTEL株式会社(以下「当社」といいます。)グループが運営する各拠点で提供するホームコントローラー(以下「ホームコントローラー」といいます。)を利用する者(以下「お客様」といいます。)に適用されます。
当社が別途定める宿泊約款・利用規約等の定めと本規約の定めに矛盾・抵触がある場合、本規約が優先して適用されます。
当社は、当社が必要と判断する場合、ホームコントローラーの目的の範囲内で本規約を変更することがあります。この場合、当社は、本規約を変更する旨及び変更後の本規約の内容並びにその効力発生日を、当該効力発生日より前に、当社が適当と判断する方法により周知します。本規約の変更は、かかる効力発生日からその効力が生じるものとします。
第2条(ホームコントローラーの利用)
お客様は、当社又は当社のパートナーが開発するホテルに宿泊する場合において、ホテル滞在中に室内の機器の操作を主な目的として、ホームコントローラーを利用できるものとします。不正又は不当な目的でのホームコントローラーの利用は禁止されております。
ホームコントローラーの利用に係る権利は、当社又は当社のパートナーが開発するホテルを宿泊又は利用されるお客様のみに付与されるものです。
第3条(禁止行為)
ホームコントローラーの利用に関して、ホームコントローラーの運営を妨害し、若しくは支障を与える行為又はそのおそれのある行為(以下を含みますが、これらに限りません。)は、禁止されています。
ホームコントローラーのサーバー又はネットワークシステムに支障を与える行為
ホームコントローラーの内容その他ホームコントローラーにより利用し得る情報を改ざん又は消去する行為
ホームコントローラーを不正に操作する行為
ウィルス等の有害なコンピュータプログラム等を送信する行為
ホームコントローラーの不具合を意図的に利用する行為
リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルその他の方法でホームコントローラーのソースコードを解読する行為
自らのサーバー又はネットワークシステムについて適切なセキュリティ対策を講じない行為
当社若しくは第三者の著作権、商標権などの知的財産権その他の権利を侵害する行為又はそのおそれのある行為
法令若しくは公序良俗に違反し、又は当社若しくは第三者に不利益を与える行為
他者を差別若しくは誹謗中傷し、又はその名誉若しくは信用を毀損する行為
詐欺等の犯罪に結びつく行為又はそのおそれがある行為
わいせつ、児童ポルノ又は児童虐待にあたる画像、文書等を送信する行為
その他当社が不適当と合理的に判断する行為
第4条(セキュリティの確保)
当社は、ホームコントローラーの安全を確保するために、当社が合理的と判断するセキュリティ防護措置を講じるものとします。ただし、本項の定めは、当社がお客様に対して、ホームコントローラーのサーバー若しくはネットワークシステムへの第三者からの不正なアクセス又は第三者によるホームコントローラーの不正な利用を完全に防止することを、何ら保証するものではありません。
第5条(知的財産権)
ホームコントローラーに係る当社が創出し、又は作成するデータ(以下「派生データ」といいます。)に関して生じた発明、考案、創作及び営業秘密等に関する知的財産権は当社に帰属するものとします。また、別途規定する場合を除き、派生データに関しては当社のみが一切の利用権限を有するものとします。
第6条(サービスの中断・変更・終了)
当社は、当社の判断において、いつでもホームコントローラーの仕様を変更又は廃止することができます。
第7条(お客様の責任)
お客様は、自らの責任においてホームコントローラーを利用し、ホームコントローラーにおける一切の行為及びその結果について一切の責任を負うものとします。
第8条(非保証)
当社は、(i)ホームコントローラーに、エラーやバグ、セキュリティなどに関する欠陥その他の不具合がないこと、(ii)ホームコントローラーの安全性、信頼性、正確性、完全性、有効性及び特定の目的への適合性並びに(iii)ホームコントローラーが第三者の権利を侵害していないことを、明示的にも黙示的にも保証しません。
ホームコントローラーにエラーやバグ、セキュリティなどに関する欠陥その他の不具合があった場合でも、当社は、お客様に対して、これらの不具合等を除去してホームコントローラーを提供する義務を負いません。
第9条(当社の責任)
当社は、ホームコントローラーに起因してお客様に生じたあらゆる損害について一切の責任を負いません。ただし、当社の故意又は重過失による場合はこの限りではありません。
前項ただし書きに基づき当社が責任を負う場合であっても、当社は、お客様に生じた損害のうち逸失利益・事業機会の損失など特別な事情から生じた損害について一切の責任を負いません。また、この場合において、当社がお客様に対して行う損害の賠償は、 お客様のホームコントローラーを利用した際の宿泊金額の総額を上限とします。
第1 項及び第2 項の定めにかかわらず、当社は、お客様がホームコントローラーを利用することによりお客様と第三者との間で生じた紛争等について一切責任を負わないものとします。
第10条(データの管理)
当社は、お客様のウェイクワード(音声コントロールを発動させるために発せられた言葉)及び音声コマンドを保存し、レビューを行い、ウェイクワード認識・音声認識をはじめとする関連サービス全体の精度向上・改善のために使用します。
お客様は、前項の録音時の環境に応じて、直接関連しない情報(喋り声やテレビの音声など)が取得される可能性があることを予め了承します。
次の各号のいずれかに該当する場合は、当社がホームコントローラーを通じて取得したお客様の情報を第三者に開示する場合があります。
お客様の同意があるとき
法令に基づき、捜査機関・裁判所・行政機関等から開示請求があったとき
お客様または第三者の生命・身体・財産その他の権利を保護するために必要なとき
その他上記各号に準じ当社が必要と判断したとき
当社は、お客様のホームコントローラーの利用に係るデータについて、ホームコントローラーの利用期間中及びその終了後においてこれを保管し、保存し、又はバックアップを行う義務を負いません。
第11条(準拠法・管轄)
本規約の準拠法は日本法とします。ホームコントローラーに起因し、又は関連してお客様と当社との間に生じた紛争については東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。
2024年12月10日初版